2025年04月15日
【絵本レビュー】神話の世界へ、やさしさの一歩『いなばのしろうさぎ』(ポプラ社)
今回は、ポプラ社の「はじめての世界名作えほん」シリーズの中から『いなばのしろうさぎ』をご紹介します。
日本最古の書物『古事記』に記された神話の一つ、「因幡(いなば)の白うさぎ」。この物語は、やさしさと思いやりの大切さを教えてくれます。『いなばのしろうさぎ』は、そんな神話を子どもたちにもわかりやすく伝える絵本です。
『いなばのしろうさぎ』

◆基本情報
発行所 ポプラ社
文 中脇初枝
作画 小林裕也
美術 すずきえりな
定価 本体600円(税別)
あらすじ 〜白うさぎの冒険と出会い〜
いなばの国へ渡ろうと考えた白うさぎは、海を渡るためにサメたちをだまし、背中を渡っていきます。しかし、うさぎの嘘を見破ったサメたちは怒り、うさぎの毛皮をはぎ取ってしまいます。傷ついたうさぎは浜辺で泣いていました。
そこへ、大国主命(オオクニヌシ)とその兄たちが通りかかります。兄たちはうさぎに嘘の治療法を教え、うさぎの傷はさらに悪化します。最後に通りかかったオオクニヌシは、うさぎに正しい治療法を教え、うさぎの傷は癒えます。うさぎは感謝し、オオクニヌシに「いなばの国の美しい姫(=ヤガミヒメ)は、あなたと結ばれるでしょう」と予言します。
こうして、オオクニヌシは出雲の国を治める最初の王様になったそうです。
読み聞かせしてみて感じたこと 💭
子どもたちは、白うさぎの冒険にワクワクしながらも、やさしさや思いやりの大切さを自然と学ぶことができます。大国主命のやさしさに触れたうさぎの感謝の気持ちや、嘘をついたことへの後悔など、感情の動きを感じ取ることができるでしょう。
おすすめ年齢 🎂
3歳〜6歳ごろ
👉 幼稚園〜小学校低学年のお子さまにぴったり。ひらがな中心の読みやすい文章と、親しみやすいイラストで、初めての読み聞かせにも最適です。
ちょこっと豆知識 ✏️
「いなばのしろうさぎ」は、日本最古の書物『古事記』に記された神話の一つで、因幡の国(現在の鳥取県)に伝わる物語です。大国主命は、日本神話における重要な神様で、出雲大社の主祭神としても知られています。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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うさぎの冒険を一緒に楽しもう
「うさぎさん、どうなるのかな?」と問いかけながら読むことで、子どもたちの興味を引き出します。
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感情の変化を声で表現しよう
うさぎの喜びや悲しみ、大国主命のやさしさなど、登場人物の感情を声のトーンで表現すると、物語がより生き生きと伝わります。
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物語の教訓を話し合おう
読み終えた後、「やさしさって大切だね」「嘘をつくとどうなるかな?」など、物語から得られる教訓について子どもたちと話し合うと、理解が深まります。
うさぎの冒険を一緒に楽しもう
「うさぎさん、どうなるのかな?」と問いかけながら読むことで、子どもたちの興味を引き出します。
感情の変化を声で表現しよう
うさぎの喜びや悲しみ、大国主命のやさしさなど、登場人物の感情を声のトーンで表現すると、物語がより生き生きと伝わります。
物語の教訓を話し合おう
読み終えた後、「やさしさって大切だね」「嘘をつくとどうなるかな?」など、物語から得られる教訓について子どもたちと話し合うと、理解が深まります。
まとめ 🌿
『いなばのしろうさぎ』は、やさしさと思いやりの大切さを教えてくれる絵本です。白うさぎの冒険を通じて、子どもたちは自然と他人を思いやる心を育むことができます。読み聞かせを通じて、親子で楽しい時間を過ごしながら、大切な価値観を共有できる一冊です。


















