2025年06月
2025年06月06日
【絵本レビュー】つむぱぱさんの優しい世界『トミカとトム ひみつのおりょうり』
【絵本レビュー】『トミカとトム ひみつのおりょうり』
乗りもの×お料理のワクワク絵本
『トミカとトム ひみつのおりょうり』
はじめに 〜乗りもの×お料理のワクワク絵本〜
「トミカがだいすき!」という気持ちと、「お料理してみたい!」というワクワクが詰まった、やさしさあふれる物語です。つむぱぱさんの描く、あたたかくやさしいタッチのイラストが魅力的で、親子でほっこり楽しめる1冊となっています。
あらすじ 〜トミカでお料理!?〜
ぬいぐるみのトムくんは、みんなに見つからないようにこっそりトミカで遊ぶのが大好き。ある日、トミカに乗ってお料理に挑戦します。ショベルカーでにんじんやたまねぎをトントン切って、ブルドーザーでおこめをジュージューいためて、しょうぼうしゃで赤くてあまーいものをかけて…。はたして、どんなお料理ができあがるのでしょうか?
読み聞かせしてみて感じたこと 💭
子どもたちは、トムくんがトミカを使ってお料理する様子に夢中になっていました。特に、ショベルカーやブルドーザーなどの工事車両が登場する場面では、「かっこいい!」と大興奮。色んな擬音語が出てくるのも楽しかったみたいです。
また、オムライスが完成するシーンでは、「おいしそう!」と目を輝かせていました。読み聞かせを通じて、乗りものやお料理への興味がさらに深まったようです。
おすすめ年齢 🎂
2歳〜5歳ごろ
👉 乗りものやおままごとに興味を持ち始めるこの時期にぴったり。読み聞かせはもちろん、自分でページをめくる楽しさも味わえます。
ちょこっと豆知識 ✏️
『トミカとトム ひみつのおりょうり』は、SNSで人気のクリエイター「つむぱぱ」さんが描く、トミカとぬいぐるみのトムくんが登場するシリーズの一冊です。今回の絵本は、マクドナルドのハッピーセット限定で配布されており、オリジナルシールも付いています。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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擬音を楽しく読む
「ジュージュージュー」「にゅろ~~~~ん」「ちゅるちゅる~」など、擬音がたくさん登場します。声に出して楽しく読むことで、子どもたちの興味を引きます。 -
乗りものの動きを真似する
ショベルカーやブルドーザーの動きを手で真似しながら読むと、より臨場感が増します。 -
一緒にお料理ごっこをする
読み終わった後に、絵本の内容を真似してお料理ごっこをすると、物語の世界が広がります。
まとめ 🌿
『トミカとトム ひみつのおりょうり』は、乗りものとお料理という子どもたちの大好きな要素が詰まった、楽しい絵本です。つむぱぱさんのやさしいイラストと、トムくんのかわいらしい冒険が、親子の読み聞かせの時間をより豊かにしてくれます。ハッピーセットで手に入るこの絵本、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてください。
つむぱぱさんの絵本はこちらもオススメ!
2025年06月05日
【絵本レビュー】干支の秘密がわかる! 『十二支のはじまり』(ポプラ社)
【絵本レビュー】干支の秘密がわかる!
『十二支のはじまり』
(文:中脇初枝/美術:すずきえりな/作画:椛島義夫/解説:西本鶏介/ポプラ社)
はじめに 〜干支の秘密がわかる!〜
お正月になると話題にのぼる「干支(えと)」。でも、なぜ12種類の動物が選ばれたのか、なぜこの順番なのか、猫がなぜ入っていないのか…そんな疑問を解決してくれるのが、この絵本『十二支のはじまり』です。親しみやすいイラストとわかりやすい文章で、子どもたちに干支の由来を楽しく伝えてくれます。
あらすじ 〜動物たちの競争の物語〜
昔々、神様は動物たちに「正月の朝、御殿に来た順に一年の大将にする」とお触れを出しました。動物たちは一番乗りを目指して大はりきり。ねこは日付を忘れてしまい、ねずみに尋ねると、ねずみはわざと嘘を教えます。牛は自分の足が遅いことを考え、前の晩から出発。その背中にねずみがこっそり乗り、御殿の門が開くと同時に飛び降りて一番乗りを果たします。こうして、ねずみ、牛、虎、うさぎ、龍、蛇、馬、羊、猿、とり、犬、猪の順に十二支が決まりました。ねこはねずみに騙されたことを知り、それ以来ねずみを追いかけるようになったといいます。
ちなみに、ギリギリで間に合わなかったいたちは、神様になんとかお願いをして「月のはじめの日を『ついたち』と呼ぶ」ようにしてもらったのだとか。
読み聞かせしてみて感じたこと 💭
子どもたちは、動物たちの個性豊かな行動に興味津々でした。特に、ねずみが牛の背中に乗って一番になる場面では、「ずるい!」と声を上げる場面も。また、ねこが騙されてしまう場面では、「かわいそう」と同情する様子も見られましたよ。干支の順番を覚えるきっかけにもなり(まだ全然覚えていませんが笑)、楽しく学ぶことができました。
おすすめ年齢 🎂
3歳〜6歳ごろ
👉 干支に興味を持ち始めるこの時期にぴったり。読み聞かせはもちろん、ひとり読みの練習にも最適です。
ちょこっと豆知識 ✏️
『十二支のはじまり』は、ポプラ社の「はじめての世界名作えほん」シリーズの第17巻として出版されています。親しみやすい絵柄とわかりやすい文章で、子どもたちに干支の由来を紹介しています。また、児童文学者・西本鶏介氏による解説も巻末に掲載されており、親子でお話への理解を深めることができます。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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動物の声を変えて読む
それぞれの動物のセリフを声色を変えて読むと、子どもたちの興味を引きやすくなります。 -
干支の順番を一緒に覚える
物語の後に、干支の順番を一緒に声に出して覚えると、記憶に残りやすくなります。 -
猫と鼠の関係を話し合う
ねこがねずみを追いかける理由について、子どもたちと話し合うことで、物語の理解が深まります。
まとめ 🌿
『十二支のはじまり』は、干支の由来を楽しく学べる絵本です。動物たちの個性豊かな行動や、猫と鼠の関係など、子どもたちの興味を引く要素がたくさん詰まっています。お正月の時期に限らず、干支に興味を持ち始めた子どもたちにぜひ読んであげたい一冊です。
ゆるりこ宅の寝室には赤いおうちがあります!
ここから1冊読むのが習慣です。贈り物にもオススメ♩
2025年06月04日
【絵本レビュー】繰り返しのリズムが楽しい!『三びきのくま』(ポプラ社)
【絵本レビュー】繰り返しのリズムが楽しい!
『三びきのくま』
(文:中脇初枝/絵:林一哉/美術:門野真理子/解説:西本鶏介/ポプラ社)
はじめに 〜繰り返しのリズムが楽しい!〜
子どもたちは、繰り返しのあるお話が大好きです。『三びきのくま』は、そんな繰り返しのリズムが心地よく、読み聞かせにぴったりの絵本です。親しみやすいイラストとわかりやすい文章で、初めての世界名作えほんとしておすすめの一冊です。
あらすじ 〜くまたちの家に迷い込んだ女の子〜
大きいくま、中くらいのくま、小さいくまの三びきが、森の中の家で仲良く暮らしていました。ある日、三びきが散歩に出かけている間に、森で迷子になった女の子がくまたちの家を見つけます。女の子は、くまたちのスープを飲み、椅子に座り、ベッドで眠ってしまいます。やがて帰ってきたくまたちは、自分たちの家の中が変わっていることに気づきます。驚いたくまたちと女の子の出会いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。
読み聞かせしてみて感じたこと 💭
文中に何度も出てくる「おおきい」「ちゅうくらい」「ちいちゃい」という繰り返しの表現に興味津々でした。特に、小さいくまのセリフになると、声を高くして真似をする姿が微笑ましかったです。また、女の子がくまたちの家で自由に振る舞う場面では、「ダメだよねぇ」と言っていて、物語に引き込まれている様子が伝わってきました。
おすすめ年齢 🎂
3歳〜6歳ごろ
👉 繰り返しの表現やサイズの違いを楽しめるこの時期にぴったり。読み聞かせはもちろん、ひとり読みの練習にも最適です。
ちょこっと豆知識 ✏️
この絵本は、ポプラ社の「はじめての世界名作えほん」シリーズの第26巻として出版されています。文章は中脇初枝さん、イラストは林一哉さんが手がけており、親しみやすい絵柄とわかりやすい文章で、子どもたちに世界の名作を紹介しています。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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声のトーンを変えて読む
くまたちの「おおきい」「ちゅうくらい」「ちいちゃい」に合わせて、声の大きさやトーンを変えると、子どもたちの興味を引きやすくなります。 -
繰り返しのフレーズを一緒に言ってみる
「誰がスープを飲んだの?」など、繰り返しのフレーズを子どもたちと一緒に言ってみると、参加型の読み聞かせになります。 -
イラストを指差しながら読む
女の子がスープを飲んだり、椅子に座ったりする場面では、イラストを指差しながら読むと、子どもたちの理解が深まります。
まとめ 🌿
『三びきのくま』は、繰り返しのリズムと親しみやすいイラストで、子どもたちの心をつかむ絵本です。読み聞かせを通じて、物語の楽しさや登場人物の気持ちを考える力を育むことができます。親子で一緒に、くまたちの家での出来事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2025年06月03日
【絵本レビュー】指先から広がる夢の世界『あおいよるのゆめ』(ワールドライブラリー)
【絵本レビュー】指先から広がる夢の世界
『あおいよるのゆめ』
(作・絵:ガブリエーレ・クリーマ/訳:さとう ななこ/ワールドライブラリー)
はじめに 〜指先から広がる夢の世界〜
赤ちゃんの小さな指先が、星を輝かせ、花を咲かせ、虹を描く——そんな魔法のような体験ができる絵本が『あおいよるのゆめ』です。イタリアの人気作家ガブリエーレ・クリーマによる、スライド式の仕掛けが楽しいボードブックで、初めての絵本や贈り物にもぴったりの一冊です。
あらすじ 〜夜空に広がる夢の物語〜
「ちいさな ゆびで… ほら、あおい よぞらに ほしの ひかりを うかべよう。」
夜の静けさの中、子どもたちの小さな指が、ページの仕掛けを動かすことで、星が輝き、チューリップが咲き、虹が空に架かります。やさしい言葉とともに、指先で夢の世界を作り出す、心温まる物語です。

読み聞かせしてみて感じたこと 💭
子どもたちは、仕掛けを自分で動かすことに夢中になり、「できた!」と嬉しそうに笑っていました。特に、虹が現れるページでは、「わぁ、きれい!」と目を輝かせていました。また、寝る前の読み聞かせにぴったりで、穏やかな気持ちで眠りにつくことができました。
おすすめ年齢 🎂
1歳〜3歳ごろ
👉 指先を使って遊ぶことができるこの時期に最適です。仕掛けを自分で動かすことで、達成感や集中力を育むことができます。
ちょこっと豆知識 ✏️
『あおいよるのゆめ』は、ワールドライブラリーの「ちいさなゆびで」シリーズの一冊です。作・絵を手がけたガブリエーレ・クリーマは、イタリアの著名な作家兼イラストレーターで、国内外で多くの賞を受賞しています。この絵本は、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞しており、デザイン性と安全性の両面で高く評価されています。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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仕掛けを一緒に楽しむ
子どもと一緒に仕掛けを動かしながら読むことで、親子のコミュニケーションが深まります。 -
ゆったりとした語り口で読む
やさしい言葉が多いので、穏やかな声で読むと、子どももリラックスして聞くことができます。 -
寝る前の習慣にする
静かな夜の雰囲気にぴったりの内容なので、寝かしつけの時間に読むのがおすすめです。
まとめ 🌿
『あおいよるのゆめ』は、指先で動かす仕掛けとやさしい言葉で、子どもたちの感性を育む絵本です。初めての絵本として、また寝かしつけの一冊として、親子で楽しめる内容となっています。ぜひ、夜のひとときをこの絵本とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。
2025年06月02日
【絵本レビュー】やさしさの連鎖が心に響く『しあわせなおうじ』(ポプラ社)
【絵本レビュー】やさしさの連鎖が心に響く
『しあわせなおうじ』
(文:中脇 初枝/絵:高野 登・すずき えりな/解説:西本 鶏介/ポプラ社)
はじめに 〜やさしさの連鎖が心に響く〜
子どもたちに「思いやり」や「自己犠牲」の大切さを伝えるのは、言葉だけでは難しいものです。そんな時、この絵本『しあわせなおうじ』は、物語を通じて深い愛と優しさを教えてくれます。オスカー・ワイルドの名作を、子どもたちにもわかりやすく、そして美しいイラストで描いた一冊です。
あらすじ 〜王子とつばめの心温まる物語〜
町の広場に建てられた「しあわせなおうじ」の像は、金箔や宝石で飾られ、町の人々の誇りでした。しかし、その像には王子の魂が宿っており、町の貧しい人々の姿を見て涙を流していました。
ある日、南の国へ向かう途中のつばめが、王子の像の足元で休んでいると、王子の涙に気づきます。王子はつばめに、自分の体を飾る宝石や金箔を貧しい人々に届けてほしいと頼みます。
つばめは最初は戸惑いながらも、王子の願いを聞き入れ、宝石や金箔を町の人々に届けます。やがて、王子の像は飾りを失い、つばめも寒さで弱っていきますが、二人の間には深い絆が生まれていきます。
読み聞かせしてみて感じたこと 💭
娘は真剣な表情で聞き入っていました。王子とつばめの行動に心を打たれたのか「悲しいね」と言っていましたが、何をどう感じたのかはうまく言語化できないようでした。それでも、この本が思いやりの心が芽生えるきっかけとなればいいなと思います!
おすすめ年齢 🎂
5歳〜小学校低学年
👉 感情の機微を理解し始めるこの時期に、思いやりや自己犠牲の大切さを伝えるのに適しています。
ちょこっと豆知識 ✏️
『しあわせなおうじ』は、アイルランドの作家オスカー・ワイルドによって書かれた短編童話です。この絵本は、ポプラ社の「はじめての世界名作えほん」シリーズの第19巻として出版され、子どもたちにもわかりやすく翻案されています。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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感情を込めて読む
王子の悲しみやつばめの優しさを、声のトーンや表情で表現すると、子どもたちの共感を引き出しやすくなります。 -
イラストを活用する
美しいイラストを指差しながら、物語の情景を説明すると、子どもたちの理解が深まります。 -
読み終わった後に感想を聞く
「王子はどうして宝石をあげたのかな?」「つばめはなぜ寒い中でも飛んだのかな?」など、問いかけることで、子どもたちの思考を促します。
まとめ 🌿
『しあわせなおうじ』は、自己犠牲や思いやりの大切さを、子どもたちに優しく伝えてくれる絵本です。王子とつばめの行動を通じて、他者を思いやる心の美しさを感じることができます。親子で一緒に読みながら、心温まる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。



















