2025年06月04日
【絵本レビュー】繰り返しのリズムが楽しい!『三びきのくま』(ポプラ社)
【絵本レビュー】繰り返しのリズムが楽しい!
『三びきのくま』
(文:中脇初枝/絵:林一哉/美術:門野真理子/解説:西本鶏介/ポプラ社)
はじめに 〜繰り返しのリズムが楽しい!〜
子どもたちは、繰り返しのあるお話が大好きです。『三びきのくま』は、そんな繰り返しのリズムが心地よく、読み聞かせにぴったりの絵本です。親しみやすいイラストとわかりやすい文章で、初めての世界名作えほんとしておすすめの一冊です。
あらすじ 〜くまたちの家に迷い込んだ女の子〜
大きいくま、中くらいのくま、小さいくまの三びきが、森の中の家で仲良く暮らしていました。ある日、三びきが散歩に出かけている間に、森で迷子になった女の子がくまたちの家を見つけます。女の子は、くまたちのスープを飲み、椅子に座り、ベッドで眠ってしまいます。やがて帰ってきたくまたちは、自分たちの家の中が変わっていることに気づきます。驚いたくまたちと女の子の出会いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。
読み聞かせしてみて感じたこと 💭
文中に何度も出てくる「おおきい」「ちゅうくらい」「ちいちゃい」という繰り返しの表現に興味津々でした。特に、小さいくまのセリフになると、声を高くして真似をする姿が微笑ましかったです。また、女の子がくまたちの家で自由に振る舞う場面では、「ダメだよねぇ」と言っていて、物語に引き込まれている様子が伝わってきました。
おすすめ年齢 🎂
3歳〜6歳ごろ
👉 繰り返しの表現やサイズの違いを楽しめるこの時期にぴったり。読み聞かせはもちろん、ひとり読みの練習にも最適です。
ちょこっと豆知識 ✏️
この絵本は、ポプラ社の「はじめての世界名作えほん」シリーズの第26巻として出版されています。文章は中脇初枝さん、イラストは林一哉さんが手がけており、親しみやすい絵柄とわかりやすい文章で、子どもたちに世界の名作を紹介しています。
読み聞かせのちょこっとコツ 🎤
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声のトーンを変えて読む
くまたちの「おおきい」「ちゅうくらい」「ちいちゃい」に合わせて、声の大きさやトーンを変えると、子どもたちの興味を引きやすくなります。 -
繰り返しのフレーズを一緒に言ってみる
「誰がスープを飲んだの?」など、繰り返しのフレーズを子どもたちと一緒に言ってみると、参加型の読み聞かせになります。 -
イラストを指差しながら読む
女の子がスープを飲んだり、椅子に座ったりする場面では、イラストを指差しながら読むと、子どもたちの理解が深まります。
まとめ 🌿
『三びきのくま』は、繰り返しのリズムと親しみやすいイラストで、子どもたちの心をつかむ絵本です。読み聞かせを通じて、物語の楽しさや登場人物の気持ちを考える力を育むことができます。親子で一緒に、くまたちの家での出来事を楽しんでみてはいかがでしょうか。


















